LinuxにTime Machineでbackupをとりたいよ

NASを買ったよ

家にNASが届きました。BUFFALO 40Mb/s DTCP-IP対応 NAS Link Station LS-WXシリーズ 1.5TB x2 で 4万円 RAID0/1対応。

これをミラー箱にして写真とかのバックアップに使おうとおもっちょります。

買って梱包を解いてNASを出そうと持ち上げると。。。。
カラカララ。。。。
へ。。。?

内部で何かが転がってる。
なんかネジっぽい音。

で、フロントを開けてHDDを抜いて逆さまにして振ってみると。
コロコロ。。。。
ネジが出てきた。しかも3本wwww

なんじゃこりゃ。

翌日サポートに電話して状況を伝えると、ちょっと待たされた後、「明らかに初期不良なので、交換させていただきます。」との事。そりゃどうみてもそうだろwwww

先出ししてよと、軽くゴネてみたけど応じてもらえず、センドバック。


2週間ほど待たされ、「大丈夫かよ。。。忘れてない?」と思ったころに代替品が到着。
早速昨日から遊んでます。


で、最初は共有フォルダをつくって写真をぶっこみゃいいかと思ってたんだけど、だんだん欲がでてきてTimeMachineを受けさせてみたくなった。

設定とかは簡単にできて、「ほうほうこりゃいいぜ」と思ってたんだけど、MacBookは会社にいる時間の方が長いので会社でTimeMachineできないかと思いだした。


だってLinkStationなんて中身はLinuxなんだからnetatalkとかなんでしょ。

会社のLinux + netatalk で TimeMachine

会社の作業用マシンは VineLinux 4(笑)

ググってみると TimeMachine 受け*1netatalk + avahi でできるっぽい。
avahi は使ってないけど入ってるので問題なす。

netatalkをとりあえず入れる

$ sudo apt-get install avahi

さくっと終了

すると /etc/avahi/services/afpd.service も入った。

$ cat /etc/avahi/services/afpd.service
<?xml version="1.0" standalone='no'?>
<!DOCTYPE service-group SYSTEM "avahi-service.dtd">
<service-group>
  <name replace-wildcards="yes">%h</name>
  <service>
    <type>_afpovertcp._tcp</type>
    <port>548</port>
  </service>
</service-group>

よろしいんではなかろうか。

netatalkの設定と起動

TimeMachine用のディレクトリを掘ってそこを共有するように設定しnetatalkを起動。avahi-daemonも再起動

$ mkdir ~/TimeMachine
$ sudo vi /etc/netatalk/AppleVolumes.default
~/TimeMachine           "Time Machine"  <- 追加
$ sudo /sbin/service atalk start
Starting AppleTalk services:
  Starting atalkd:                                         [  OK  ]
  Registering kikyo:Workstation:                           [  OK  ]
  Registering kikyo:netatalk:                              [  OK  ]
  Starting papd:                                           [  OK  ]
  Starting cnid_metad:                                     [  OK  ]
  Starting afpd:                                           [  OK  ]
$ sudo /sbin/service avahi-daemon restart
Shutting down avahi-daemon:                                [  OK  ]
Starting avahi-daemon:                                     [  OK  ]

Mac側の設定(おまじない)

なんか今回入れたnetatalkバイナリは TimeMachine に対応しているわけではないっぽい。
入れたのはコレ

$ rpm -qi netatalk
Name        : netatalk                     Relocations: (not relocatable)
Version     : 2.0.3                             Vendor: Project Vine
Release     : 7vl4                          Build Date: 2009年03月08日 23時28分39秒
Install Date: 2009年12月11日 11時34分17秒      Build Host: natsume
Group       : System Environment/Daemons    Source RPM: netatalk-2.0.3-7vl4.src.rpm
Size        : 1988778                          License: GPL
Signature   : DSA/SHA1, 2009年03月08日 23時28分40秒, Key ID 08b035142d34e5db
Packager    : Satoshi IWAMOTO <satoshi.iwamoto@nifty.ne.jp>
URL         : http://netatalk.sourceforge.net/
Summary     : Linux 用 AppleTalk, AppleShare/IP サービス
Description :
このパッケージを使うことで, Linux 上で AppleTalk プロトコルを
扱うことができ, Macintosh と通信が可能になります.
Linux 上で EtherTalk や AppleTalk over IP の Mac 向けファイルサーバを
稼働させることができるデーモンプログラムが収められています.

NOTE: 本パッケージには HAT さん作の CJK パッチが適用されています。
      パッチの詳細は http://www003.upp.so-net.ne.jp/hat/netatalk/cjk.html
      をご覧下さい


と、いう事でLinuxマシンを使ってネットワーク越しのTime Machineバックアップ環境を構築する手順まとめ - yanbe.logを参考に

$ defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1

という呪文を入れておかないとTimeMachineから見えないっぽい。netatalk 2.0.5rc1 以降なら TimeMachine に対応してるっぽく、いらないっぽい。試してないからわからないけど。

スパースバンドルがつくれない

で、MacでTimeMachineの「バックアップディスクを選択」をクリックすると見えないwww

Finderで対象のマシンをクリックすると、受けのディレクトリに何かいっぱいファイルやらができる。
で、さらにフォルダを開くとマウントされる。

この状態だと「バックアップディスクを選択」で見えるようになる。

ためしにアウンマウント(取り出し)すると見えなくなる。


見えるようになったところで、バックアップ先を選択して「バックアップに使用」をクリックし認証を通すとカウントダウンがはじまるので待つ*2


すると「バックアップを準備中」になる。


で、失敗するw


どうやらバックアップ先のファイル => スパースバンドル がちゃんと作れないっぽい。

スパースバンドルを手動でつくる

という事で手動でつくってあげます。
ディスクユーティリティでもつくれるらしいけど、男はターミナルから

suzuran:~ hana-da$ hdiutil create -size 1G -type SPARSEBUNDLE -fs HFS+ <hostname>_<en0のmac addressから:を消したもの>.sparsebundle
created: /User/hana-da/<hostname>_<en0のmac addressから:を消したもの>.sparsebundle

で、できます。とりあえずサイズは1Gにしてみた。

こいつをバックアップ先にぶっこんでやる。普通にドラッグ&ドロップでOK
TimeMachineはいったん「なし」にしておきましょう。

TimeMachineふたたび

で再度「バックアップディスクを選択」してやります。。。。。


キター


バックアップがはじまりましたー!!!

メデタシシメタダ。

で、おこられる。


とりあえず1Gが原因です。
NASを買うくらいだから、そもそもディスクがパンパンなんですよ。

まぁここはバックアップの除外設定をして容量を減らす方向で。。。。


といいたいところだが1Gじゃおさまらんよなぁ。。。10Gくらいにしたい。

スパースバンドルのサイズ変更

  1. こわいのでTimeMachineはいったん「切」
  2. ディスクユーティリティを起動
  3. Finderで受けマシンのスパースバンドルをダブルクリックしてマウント
  4. ディスクユーティリティにスパースバンドルが表われる(untitledが子)
  5. スパースバンドル本体を選択し「取り出す」
  6. 「イメージのサイズを変更」をクリック
  7. お好みの容量を設定
  8. ▼をクリックして「イメージのサイズだけを変更」
  9. 「サイズ変更」
  10. 「イメージのサイズを変更」をクリック
  11. お好みの容量を設定
  12. ▼をクリックして「パーティションのサイズだけを変更」
  13. 「サイズ変更」

ってやるらしんだけど、パーティションのサイズが変更できない。。。
なんでだろ。。

しょうがないのでパーティションをつくりなおしたら、うまくいった。まっいっか。


てか10Gくらいじゃぜんぜん収まらんね。/Usersを除外しても 23.5GB必要だってさ。まったく最近の(ry

*1:なんていうの?これ

*2:待てない人はメニューバーの「今するバックアップを作成」をどうぞ